エノケンと菊谷栄

山口昌男著
四六判上製 368頁 定価:2,530円(本体2,300円)
978-4-7949-6865-4 C0074〔2015年1月〕
日本の喜劇王エノケンとその座付作者・菊谷栄が、二人三脚で切り拓いた浅草レヴューの世界を、知られざる資料と証言で描いた書き下ろし評伝。文化人類学者の故・山口昌男が、80年代に筆を執ったが、中断したままついに完成には到らなかった。本書は、著者の意志を継いで“幻の遺稿”を整理・編集し、刊行するものである。